2行のなかで、/m/ に /n/ が続く形が4度現れる。
「むね」のなかにある「もの」 いつか「みえな」くなる「もの」
A を /m/、B を /n/、X を子音を持たない「え」とする。
1行目は10音中の1・2音目「むね」と9・10音目「もの」、2行目は11音中の4〜6音目「みえな」と10・11音目「もの」。
子音の並びは4度とも A が先、B が後の順で保たれ、母音は u-e → o-o → i-e-a → o-o と動く。順序は反転していないので、並行(parallel)の反復にあたる。
3度目の「みえな」だけは、A と B のあいだに X が挟まる。AB → AXB で、並びの順序を保ったまま間隙に要素が入るので、並行であると同時に展開(expansion)でもある。
2度目と4度目の「もの」は、行末の同じ位置で子音と母音の両方が一致する。
