観察(2026年8月2日)
歌い出しの一行。
あのひ「とびだした」このまちときみが「ただしかった」のにね
だ・し・た が、だ・し・か・っ・た になる。順序は保たれ、間隙に「かっ」が入る。出現順が短から長なので、展開操作にあたる。
頭の「だ」と末尾の「た」は清濁の別による類音なので、同じ要素として A に置く。だ・し・た は A B A、だ・し・か・っ・た は A B X Y A。X・Y は対応を持たない要素で、A B _ A の間隙に入る。
同じ箇所を三音の倒置として読む見方もある。ただしそこで「だし」を一つの塊とみなす形式化は採らない。塊が塊として聴こえるには、文節や機能の一致というマーカーが要る。「金曜日だし、寿司屋の赤だし、ばかまるだし」のように文節末で位置が揃えば塊として立つが、ここにその条件はない。
文節よりも引いて、「とびだした」と「ただしかった」で見たときに対応が取れる。
