本日2回目の更新です。(お正月休みなので少しだけ執筆の時間が取れました。)
これで宇多田ヒカル作詞法の “Automatic” の分析シリーズ、理論編は終了です。
以下の3つの投稿と、今回の投稿が宇多田ヒカルの歌詞分析の全体です。
- 宇多田ヒカルの作詞の特徴:半シラブル化仮説
- 作詞家とボーカルのための宇多田ヒカル論:「Automatic」における子音の強調の方法
- 宇多田ヒカル「Automatic」の歌詞分析:1拍目と3拍目に「ん」を配置してみよう
- 宇多田ヒカル「Automatic」の歌詞分析:1拍目と3拍目で「い」音を強調する(この記事)
次はこれらの分析結果を、実践的に身につけるための「課題編」をなんらかの形で公開したいと思っています。有料の電子書籍になるかもしれません。
その公開の前に、課題編に事前トライアルしていただける方がいればご連絡ください。
Twitter: Lyrics Theory
では以下からが「い」音の利用の分析記事です。
「い」音を利用する方法
これも「ん」音の利用と同じく、そんなに難しいテクニックではありません。
強いて言うなら、「い」の母音を強調して発音することです。宇多田ヒカルの音源をよく聴いて、どう発音されているか観察するといいでしょう。
あと、発展研究としては実は他の母音も「宇多田カット」するために特定のタイミングで強調されています。よく聴いてご自身で傾向をまとめてみてくださいね。
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ぼくが今後の分析を書き続けるモチベーションになります。