先行する2モーラが、直後に一音多い形で現れる。
「つみ」を「つつみ」こんで
つ・み を A B とすると、つ・つ・み は A A B にあたる。AB の並びは要素も順序も保たれたまま、先頭に一音増える。
増えた音は新しい音ではなく、すでにある A と同じ音である。加わる位置も A と B の間隙ではなく先頭である。展開(expansion)の定義——もとの並びが順序保存的に保たれたまま、間隙に対応を持たない要素が挿入される(AC → AXC)——とは、この二点で異なる。
「つつ」は同じ子音が隣接する並びでもある。ぷよぷよ(仮称)が働くなら、つつみ は [つつ]・み の2単位として知覚される。つみ も つ・み の2単位である。モーラの並びでは一つ増えているのに、知覚される単位の数は変わらない。
