歌い出しの1行に、同じCV「た」が3度そろう。
ふゆにおぼえ「た」う「た」をわすれ「た」
子音と母音の両方が一致しているので、CV反復にあたる。3点はいずれも同じ行のなかで続けて起こるため、想起は経過時間の短さによる。短期反復である。
3点はいずれも語の末尾に立つ。ただし、その位置の揃いを根拠に脚韻とは呼ばない。対応の三要素のうち③韻律の対応を保留しているため、ここで書けるのは①音響の対応で言える範囲に限られる。行内で3度そろうという事実にとどめる。
同じ曲からは /t/ を軸とする観察がほかに4枚取れる。タ行の反復が多いのではないかという見立てのもとに全曲をマークした結果であり、見立て自体はまだ数えて確かめていない。
