/t/ が5点。母音は a・a・e・i・e と動く。
ふ「た」り「だ」け「で」あおぞらのべん「ち」「で」
清音の「た」から有声の「だ」「で」へ、さらに破擦音の「ち」を経て、ふたたび有声の「で」へ。清濁と調音法をまたいでも軸は途切れない。
2度そろう「で」だけを取り出せば子音と母音の両方が一致するので、そこはCV反復として書ける。それでもこのカードが見ているのは子音の分布のほうで、5点を通して母音が動くところに主眼がある。
用語集では、有声と無声の交替は類音の一種に分類される。その層で見れば「た」と「だ」は近いけれども同じ音ではなく、ここを5点の反復としては数えられない。音素の層で統合すれば、両者は同じ /t/ に落ちる。片方が片方を否定するのではなく、どちらの層で見るかの選択にあたる。このカードは音素の層を採っている。方針そのものは別のカードに立ててある。
